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2006年4月 9日 (日)

ニーズ・オリエンテッド

小沢さんといえば、その理想郷を求めて自由党を作ったわけですが、多くの賛同者を引きつれて新党を立ち上げられました。
前回は小沢さんを崇敬する地方議員の発言を拾ってみましたが、今回はその身近にいた笹山登生さんの発言を拾ってみました。
個別発言にリンクできないので、全文引用させていただきます。(笹山さん、許諾いただきありがとうございます)

前の記事では私も「変化」と書きましたが、笹山さんが指摘されているように、国民のニーズに正面向いてくれる政治なら、政権も改革も確かに必要は無いですね。
でも「国民へのニーズ・オリエンテッドな政治」の実現には、ものすごく高いハードルがあるように感じています。

[3886] 民主党党首候補者の演説 投稿者:笹山登生 投稿日:2006/04/07(Fri) 17:09

毎度おなじみの党首選挙での対決候補同士の演説だったが、やはり、「自民党を決死の思いで離党して、なにもできなかったら、死ぬに死ねない。」といった調子の小沢演説に、感動した党員は、多かったのではないのかな?
まあ、私も、その死ぬに死ねない口の一人なのだが、自民党を離党するときには、先祖の仏壇の前で、涙を流して、決意を表明したことも、そういえばあった。
でも、今では、そんな執念を燃やさずとも、時代も、あれから変わっているのだから、一度、リセットして考えたほうが、結果として、政権はとりやすいのではないのだろうか、とも、考えている。
執念を持つ小沢さんには、悪いのだが。
つまり、政権交代よりも、国民へのニーズ・オリエンテッド(優先?)な政治ということかな?
国民の要望へのニーズ・オリエンテッドな政治であれば、国民は、政権交代があろうとなかろうと、そのこと自体は、ノー・プロブレムということになる。
むしろ政党が、政権交代というレトリックを、国民のニーズ不在で、政治的マーケットを増やさんがために、裨益(利益を受ける?)のレトリックとして使いすぎた嫌いがありますね。
はっきりいえば、政権交代なぞ、国民にとっては、必要でもあり必要でもないのです。
それにしても、「チェンジ」「改革」「変化」「変わる」「変革」いずれの用語も、政治的裨益のために、使い果たされ、擦り切れ、異なるレトリックが、政治の世界で使われることを待っているような気がしている。
今日の「共生」のキーワードも、やや、くたびれてきたのかな? 
「民主党をぶっ潰す。」くらいのことを言ったほうがよかったのでしょうが、これほど少ないと、本当にぶっつぶれてしまいかねないので、なかなか、いえなかったのでしょうが、ここは、京都の「信三郎帆布」の超人気ぶりの秘密に学ぶべきでしよう。
つまり、いい職人がついてくれば、お家騒動などメジャないってことですかね。

台東区では、町会員の代表として町会役員がいて、町会長は地区町会連合会に出席します。地区町会連合会の代表は、台東区町会連合会に出席して、行政からの説明を受けたり、行政はここで「町方の理解」を得ます。
一応一区民から行政に対する要望があるときに、行政に伝わる仕組みはあります。また、町会役員クラスでしたら、何人かの区議と直接会話をすることができます。
なのに、堀越区議の日記を読んでいると、行政・議会・住民の間にずれを生じていることが多々あります。まあ、ずれを指摘できる議員がいることは、多少の「区民へのニーズ・オリエンテッドな政治」になっているのかもしれません。

確かにマチの若造が町会長や議員に面と向かって意見を言うのは難しいかもしれません。一人で悶々と考えて、パブリックコメントを作り上げることも、誰もができることではないと思います。
しかし、ネットでワイワイガヤガヤやっているうちに、素晴らしい構想にまとまっていくことは多々あることです。新タワーの掲示板では、いろいろな人の知恵で私にも何がしかの提案ができそうな気がしてきました。

笹山さんの掲示板では有益な情報がたくさん有って、私もよく参加していましたが、今は流れが速すぎてついていけません。
それと、確かにいろいろな人がご覧になっているのでしょうが、肝心の笹山さんが議員ではないので、国政の場には直接反映されないと言う虚しさがあります。
笹山さんは、情報収集力があり洞察力も優れており、なおかつ私のような者まで正面を向いてくださっています。このような政治家がもっと必要だと思うのは私だけでしょうか。

ただ、これらはお節介な「ネットヲタク」の一部の動きであって、決して一般的ではないことです。
ブログの普及で、多くの健全な意見が噴出してきました。しかし、不健全で非建設的な発言を続けている人たちもいます。そしてそれすら知らぬ人たちがたくさんいます。
しかし、この流れは変わることは無く、何かの工夫やきっかけで爆発的に広がると思います。

小沢一郎さん加藤紘一さんは、上手にネットを使われていると思います。
このような方々が御自分のポリシーをしっかり表明し、自律分散型・双方向性を活かして意見集約を図れれば、「国民へのニーズ・オリエンテッドな政治」へのハードルを低くすることができると思っています。
そして、それらを理解しているスタッフや側近が必要なことは論を待ちません。小沢新党首にはどこまで期待していいのでしょうか。

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