葛飾区議会の本会議でパネル使用をめぐって紛糾
事の顛末をまとめると。
6月7日の本会議の一般質問に、鈴木烈議員がパネルを使うことにした。
控え室に持ち込むと幹事長から「事前に根回しをしておいたほうがいいわね。」とのこと。
議会事務局次長に相談に行くと「議長に諮ってもらいたい」とのこと。
議会運営委員会の理事会で諮ってもらったところ「今回はパネルは駄目」とのこと。
(多分代表者会議という他の議会では非公式、非公開のもの。葛飾区では公式の会議だそうです。)
異議を申し立てたため鈴木議員を交えて再度理事会。
鈴木議員の申し出で議会運営委員会を開催。鈴木議員は議運の委員。
「パネル利用は今後、全体の議会改革の議論のなかで決めていくので、今回は、パネル利用は止めるべき」という内容で採決。
本会議で「6月7日の議会運営委員会で採決をされた、『鈴木烈議員が今回の定例会での一般質問の際、質問の補助資料としてパネルを使うことを認めない』という決定にかかわらず、『鈴木烈議員が今回の定例会での一般質問の際、質問の補助資料としてパネルを使うことを許可すること』を求める動議」を、議運の事前の打合せで、私の一般質問が始まる直前に提出する。
大混乱の中、議長はいきなり採決を宣言。我々は激論中で全く聞こえないままの採決。
自分の一般質問。敢えて、原稿を書き換えることをせず、パネルをどのように使うつもりだったのか、皆にわかるような演説をしました。東京新聞では、「傍聴者の一人は「パネルをめぐって二日ももめるとは信じられない」とあきれていた。」と記事を締めくくっています。
確かに、鈴木議員のパネル使用を認めない議会が「遅れてるぅ」と言われかねない事態ですね。
でも、ご本人も書かれているように、「今回は、パネル利用は止めるべき」との決定なので、これからの経緯を要チェックです。
ではなぜこれだけ紛糾したのでしょうか。
実は鈴木議員か議会運営委員だったからです。
自分が所属する委員会の採決に異議があるときは会議規則にあるように「少数意見の留保」という手段を使わねばなりません。
それ以外は委員会の多数決に従わねばなりません。
委員会報告を本会議で承認する際、反対討論をすることが出来ますが、これは当該委員には出来ないはずです。
少数意見の留保には別の一人の委員の同意が必要ですし、反対討論は同僚議員にしてもらう必要があります。
このどちらも出来ずに本人が動議を出す以外の方法が無かったとすると、鈴木議員の今回の行動は他の議員すべてに理解されなかったと言うことになります。
開け電網政治の時代の掲示板で、他議会の議員さんに伺いました。
パネルについては「実際は議場ではほとんど認識できません。つまり、私から言わせるとパフォーマンスです。」とは手厳しいですが、これが実情だと思います。
葛飾区あたりで、議員全員が旧守派で、鈴木議員一人が孤立しているとは考えられませんので、今回は何らかの理解されがたい行動があったものと推測されます。
議会がこれだけ紛糾した原因は鈴木議員の言動にあったのだと思います。
鈴木議員が昨日から再開した街頭演説でどのように訴えられているかわかりませんが、この点を押さえて聞かれると、鈴木議員の評価が変わってくるのではないでしょうか。
あとは葛飾区民の皆様の判断を仰ぐこととします。
| 固定リンク


コメント