道州制・地方分権へ県再編
「道州制」についてよく目にします。なぜ注目されるようになったのですか。
導入すると何が変わるのですか?
地方分権へ県再編
「道州制」は、都道府県の枠組みを取り払って全国を大きなブロックに分け、国の権限、財源の大部分を移す構想です。
国の役割は統一国家として必要な外交や防衛、通貨発行など最小限に縮小。
その他の権限は、六-十二程度に分かれた道または州に委ねます。
道州の首長や議員は、住民が直接選びます。
道州制の議論は、ここにきてにわかに現実味を帯びてきました。
昨年の総選挙では自民党と民主党がともに道州制の検討をマニフェスト(政権公約)に掲げま
した。
政府も北海道を道州制のモデルとする特区構想を進めています。
道州制に、はっきりした定義はありません。
過去にも経済団体や地方自治体などがたびたび提言をしてきました。
その内容は、単なる行政区域の拡大から、司法や立法も含めた主権を州が持ち一部を連邦政府に委ねる「連邦制」まで、様々でした。
最近では地方分権の流れに沿って、現行憲法の範囲内で実現可能な冒頭のような考え方が主流になっています。
実現すれば、一八七一年(明治四年)の廃藩置県以来続いてきた中央集権体制に終止符を打ち、地方分権が進むのではないかと期待されています。


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