事前報道、市長ら問責 入札前発注で職員処分 日進市議会
2002.09.26 朝日新聞 名古屋地方版
日進市の「日進竹の山南部特定土地区画整理組合」で昨年、入札前に工事発注があった問題で、同市は25日、組合を指導する 立場の都市建設部長ら3人の処分を発表した。一方、同市議会は同日の本会議で、処分内容を前日の報道機関の取材で答えた中川 勝美助役と、助役への佐護彰市長の監督責任を問う問責決議案を、賛成多数で可決した。
処分は同部長を口頭による厳重注意、同部次長兼区画整理課長と同課長補佐を文書による厳重注意とした。市長は本会議で「事 件が市の信用を傷つけた」と説明した。
市側は24日の議会運営委員会で「処分は25日の本会議で報告した後、詳細を全員協議会で説明する」と伝えていた。
しかし、一部の報道機関が25日朝、処分内容を伝えたため、議会側が反発。決議文で「助役は取材に応じ、職員の処分内容を 漏洩(ろうえい)した。議会を侮辱した」と非難。市長も「(助役の行為を)見過ごした」として問責した。
決議は山本三義市議(清風21)が提出し、ほかの保守系3会派と共産党の代表者が賛成して連署した。
山本氏は朝日新聞の取材に対し、「議会より先に報道機関に答えるのは話が違う。事前に話を漏らさないのは、議会と当局の紳 士協定。再発防止のためにけじめをつけるべきだ」と答えた。
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