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ネットに潜む匿名の悪意、その2

遅くなりましたが、あけましておめでとうございます。
やっと書くスタンスが多少固まってきました。

リンク: ネット社会【日本の、これから】

リンク: ネットに潜む匿名の悪意、その1

まずNHKは間違ったことを決して言いませんね。
突っ込むと見せかけて最後にぼやかすとか、うまく先入観念を入れておいて視聴者を巧みに誘導すると言うのは常套手段ですが、テキスト化してよく読み返すと、その取材力と映像化の巧みさにうならせられました。

2ちゃんねるの削除では、削除人の突っ撥ねが紹介されていましたが、削除することをサラッと紹介していました。
確かにレス番号を特定しないと削除依頼に応じてくれないのは2ちゃんねるのルールですが、例えばグーグル検索でレス番号を特定するにも2~3日掛かります。
興味を持った人にかかれば2~3日というのは拡散するのに充分な時間です。
しかも一定の広がりを持った後では追跡は不可能と言わざるを得ません。

ですから個人情報の拡散を防ぐには、興味本位で個人情報を晒されないようにネットと付き合う必要がある、と言うことになります。
今回の事例では、「ヤクの常習者で、(中略)援助交際をしている。この女に騙されました!」と書かれ、同時に住所などが書かれていました。
これが事例そのものかは疑問ですが、書いた人と書かれた人の接点には何も触れられていませんでした。
ネット社会と上手に付き合うためには、この部分を抜きにしては語れないような気がします。

一番大事なことは、自分の意見を押し付けないことだと思います。特に「常識だろ」は全く通じません。
ブログなどで記事を書く時には、自分の意見として書くこと、何かを批判する時には建設的な対案も一緒に提示することなどが必要だと思います。
掲示板やコメント欄で議論する時は、相手の意見を良く汲み取って、自分の意見をどのような言葉で伝えたら相手が理解してくれるかを考えないと「叩き合い」になることがあります。
特に最初の時点で相手を誤解しあっていることが多く、議論の前提をしっかり確認しておかないと悲惨な議論になります。
ただ、これらを長くない文章にする作業や、リンクを探してくる手間も膨大になることから、手間がかかり面倒くさくなって投げやりになることもしばしばあります。
これらを忍耐強く続けられることがネットリテラシーの一つではないかと考えています。

ネットは時間や距離、年齢・性別・社会的地位と言う今までの壁を越えた情報収集や発信が出来ます。
しかし、その壁を乗り越えるために私たちも越えなければならない壁があると思います。
それはネットのこちらと向こうは、最初は対等であり、ネット上に書かれた事のみがその人の評価に繋がり、その継続と蓄積だけがその人の資産に成るということです。

ネットは便利です。私はもうネット無しの生活は考えられません。
制度の不備やネットへの過信なども指摘されていましたが、上手にネットと付き合うことが、今私たちに出来ることだと思いました。

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