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抜け出せない煮詰まった空間

BTeX: 抜け出せない煮詰まった空間」を読んで、いろいろと考えさせられた。

自由は欲望の表現なので、歪んだ密室では歪んだ自由が発現する。
世の中が歪んでいるのはいつの時代でも当たり前で、そこで折り合いをつけるのが社会的な知性とか生き残る術であった。

私は家内の実家で仕事をしているわけで、仕事環境も地域環境も私が育った環境とは全く異なる環境に身を置いています。
それだけが理由ではないでしょうが、相手のことを理解し、自分との違いを受け入れる努力をしてきました。
それでも、「煮詰まった空間」で受け入れることも出来ず、逃げることも出来ずに「切れた」ことはたびたびありました。

「鬼嫁日記」や「危険なアネキ」を面白おかしく見ていますが、例え観月ありさであっても、あのような仕打ちには耐えられないし、受け入れることが出来ないでしょう。
私には妹しかいないので、姉貴面したお節介にも耐えられません。
ゴリさんが受け入れて、諦めて一つの空間にいることがとても面白いと思ってみています。

何か、自分で打開策を考えるとか、諦めるとか、逃げ出す決断が出来なくなってきているのではないでしょうか。

高度成長時代の経営者は、何もしなくて良かった。先送りしていれば、資産価値が膨らみ、それが成功者となる要素になりました。
しかし、現在は先送りは破綻に繋がり、何らかの判断とか行動とかが求められる時代になっていると思います。
その判断も状況をよく把握して、正しい判断が出来なければ、それも破綻に繋がります。

少子化にしても年金問題にしても、刃を自分なり他人に向けたりするのも、そんなことが原因じゃないかと考えています。

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ネットでの連携

私がココログを始めたのは「ネットの連携」(2004年3月)を目指してですが、ようやく「地域での連携」に取り組めそうです。
台東百貨店準備室」では、台東区の地域情報を集約する「トラックバックセンター」と、商店などのデータベース、イベントなどのスケジュールなどを地域で共有し、効率良く発信して行く予定です。

まずは、「とりあえずブログを使ってみる」実習を7日の水曜日開催します。
台東区生涯学習センターには、ネットパソコンが24台あり、講師がプロジェクターを使ってする操作を、全員が同じ操作をする方法で進めます。
幸い区商連・浅草商連・アメ横商連の事務局の方が参加していただけるようです。
彼らは、全国各地からの問合せがあるようで、これら地域情報の必要性を感じ取っているようです。

台東区は上野・浅草だけではなく、伝統工芸を含めていろんな業種があり、そこに人々の日常があります。
サラリーマン社会には無い、ある意味で懐かしい生活が残っているとも言えます。
そんな一面を紹介していければうれしいことです。

これからスタートします。

12月6日追記:ガ島さんがブログ普及代表委員になられました。頑張ってください。
でも、ブロガーで盛り上がっても、どれほどの弾みになるのかと言う疑問もあります。
今回は、ブログサービスのIDを取ってあげないといけない人が出るかもしれません。
ささやかな人数ですが、少しずつ進んでいきます。

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