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ネットで選挙運動:国会議員アンケート

木村剛さんのブログで国会議員アンケートの結果が発表されました。
[ゴーログ]ブログは選挙活動に使えるのか?

86%の政治家が賛成しています。それに対して、反対は2.7%、その他が8.7%です。なお、全議員480名でみると、賛成が132名(27.5%)、反対が4名(0.8%)、その他条件がついた方などは13名(2.7%)、未回答が331名(69%)となっています。

議員連盟を結成するには充分な数だと言えるでしょうが、回答をいただけない方は、まず反対だと考えたほうが良いでしょう。
後は先の衆議院選挙でも言われた、「国民の声は無視できない」状態にすることでしょうね。

ブログで騒ぐことも必要ですが、ネット人口の半数を占める携帯電話族にもどう取り込むかが決め手になるでしょうね。
私が考えつくのは模擬選挙をすることです。
地方議員でもブログやネットで熱心に活動されている方は大勢いらっしゃいます。
その方たちを巻き込んで、ネットで選挙運動をして、実際に投票してみると盛り上がるんじゃないでしょうか。
ネットで選挙運動:実証実験を提案します。

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弁当か毒饅頭か?みんす党懇談会

「民主党 ブロガーと前原代表との懇談会」の参加者[趣味ジャ]たかが弁当、されど弁当でかしましい問題ですが。

泉さんはインタビューを申し込んだ。
そしてOKが出たところで、10名ほどの仲間を連れてくることを希望した。
民主党は「それではブロガーの皆さんと懇談しましょう」と弁当の用意を申し出た。

ガ島さんは「取材なんだから弁当など食ってはイカン」と言われる。
絵文録さんは「民主党本部で食べたりしゃべったりしたことを淡々と記録してくるよ」で

「利益をもらえるなら、魂を売り渡したような文章でも、いいところだけを誇大広告するようなヨイショ記事でも、平然と書ける」人間だということだ。

と宣言されている。
要するに立場が番うだけのことじゃん。

さて、ガ島さんには「たかが懇親会なのに、何でそんなにきついことを言うのか」と戸惑っていました。
でも、話の始まりを思い起こせば、泉さんの取材申し込みから始まっているわけですよ。
そして泉さんが好きか嫌いか解りませんが、泉さんが目指しているものは紛れも無く「ジャーナリスト」なわけですよ。
泉さんの主導で民主党に行く以上は取材であり、そこに弁当の饗応があってはいけないと思います。
もし、絵文禄さんの主導であったならば、言葉は悪いですが「提灯持ちもあり」で酒宴があったって良いと思います。(当然ですが、すべて公開していただきますが)

別の意味では、「弁当ぐらい食っても構わない」と考えている人は「今回」は参加すべきではない、とも言えそうです。

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続:NHK「ハルとナツ」に盗作疑惑?

係争できるのは「著作権」でしょうが、この問題、問題点がずれているようにも感じられます。
それは、在ブラジルの映像作家氏の日記を読んだり、関連サイトや、ブラジルの「日系サイト」を読んでいくうちに、沸いてきた感触です。
それはNHKの影響力の大きさと、そこに浸りきってしまったNHK関係者の横暴・慢心を指摘しているに過ぎないのではないかと言うことです。

どんなマスコミに対してもそうですが、取材を受けるとなれば、私たちは多少なりとも舞い上がります。
それが、日系ブラジル人がNHKの取材を受けるとなると、どんなに大喜びすることでしょう。
「ハルとナツ」でも現地スタッフの張り切りようと、エキストラが多く集まったことが報道されていました。

NHKが映像作家氏をよく知っていたことも書かれています。
当然ですが、そのドキュメンタリー作品を注目していたことでしょう。
著作権には抵触しないとしても、時代考証などの参考にはしたはずです。
それをNHKが正直に認めることが、映像作家氏への回答にすべきではないのでしょうか。それを映像作家氏も望んでいるような気がしました。

NHK側も「著作権」と言われて、身構えているのかもしれません。
多くの資料を参考にしながら、それを番組中にすべて紹介することは出来ないと思います。
「映像は拝見していました。時代考証などの参考になっているかもしれません」くらいの素直な回答があれば、いや、最初からその作品を評価していれば、こんなことにはならなかったような気がします。

MXTVでの再放送は是非拝見することにしましょう。

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NHK「ハルとナツ」に盗作疑惑?

すでにいろいろな所に書かれているのを知りませんでした。
こんなドキュメントだったのですね。
そしてこちらがNHKの弁明です。

さて、この番組、じっくりと見ていましたが、「音信不通だった姉妹が再開する」設定が同じなだけで、NHKの番組紹介でも似たような事例を紹介していましたね。
その番組では、橋田さんがかなりの資料を読んでおり、たぶん移民の研究をされているセンセイからも、似たような話を聞かれていたかもしれません。
いずれにしても多くの事例から、橋田さんが熟考の上、このケースを選ばれたのであり、MTVの番組を見てヒントを得たものではないことは明白でしょう。

確かに「音信不通になった姉妹が再開する」ことが「ハルとナツ」のキーワードにはなっていますが、このドラマのよさは別のところに一杯あります。
NHK-BS-Hiでは12月5日から、12月8日にはMTVで共に再放送されるようですから、興味がある方はご覧になられると良いでしょう。

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徹子の部屋

高校生だった頃、聴く音楽は殆どクラシックだったのですが、友人が南沙織に嵌っているのを見て、桜田淳子や森昌子、山口百恵のデビューを見てきました。
未だに小林麻美や高田みづえのグラビア持っています。
大学の頃、キャンディーズに嵌っていた友人にそそのかされて、合ハイではキャンディーズやピンクレディーの歌の伴奏をやって、キャンディーズのファイナルコンサートはエアチェックしました。音楽CDも買いました。

そんな中で、岩井半四郎の娘である仁科明子 (159.8K)は若干特別な存在でした。
その彼女が「徹子の部屋」に出演し、娘さんと元気な姿を見せてくれました。
松方弘樹が、彼女の「バージンを守る会」を結成し、結婚し、離婚したために、落胆が続いていたのです。

私と同じように、10歳くらいまでは親として、その後は同じ人間として接してきたこと。
その娘さんも女優として活躍していることを知りました。

感動した

今日、彼女と娘さんの映像を見て、何故かホッとしました。幸せそうな映像に。
私も結婚24年を過ぎて、それなりに無理してますけど、それなりに幸せです。
娘は23歳になったはずです。
この番組、見て良かった番組の数少ない番組の一つでした。

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シニアたたきに異議あり?

今日の日経新聞「領空侵犯」では、岡本行夫氏による「人生経験こそ社会の背骨」が掲載されています。

「パソコンが使えなければ生きる資格がないかのような空気さえあります」
「それを使いこなすには人生経験や知識、信念などが必要となるはずです」
「そうした能力が若者にないとはいいませんが、シニアにしか出来ないこともあるはずです」

私もシニアの入り口にいるんでしょうけど、年上の方々を見ていてとても気になることがあります。
それは間違いを認めようとしない、年下の者に上手に依頼出来ない・感謝できない、年上の者の判断の方がいつもより正しい、それが常識であると思い込んでいる人が多いことです。
「人生経験や知識、信念」が高度成長期のもので、ネットが普及し低成長時代には間違った知識や信念になったものも数多くあるはずです。
それが認められず年下の者に押し付けてくる、それを「老害」と言うんです。

パソコンやネットができなくて「デジたるデバイド」を自ら自慢するなど、この時代には時代遅れもはなはだしいと思います。
ある先輩は携帯のメールは受けられるようになりました。「長文はファックスしてくれ」
終戦時の台湾のことを綴ってくれた方は、図書館で係りの方に頼み込んで、私のサイトをご覧になり御礼を言ってこられました。

私の周囲に多いのですが、新しい仕事をさせるのに的確な指示ができない人、店員のミスを客の前で大声でなじる人、自分のミスをカバーしてくれたのに礼を言えない人。
何も手を打たなくては売上が伸びることはありません。判断を先延ばしして「時間が解決してくれる」時代ではなくなっています。店の者が金の卵で店にしがみついていてくれるような人はいなくなりました。

敗戦後の教育の影響でしょうか。
義務の裏付けのない権利の主張、他人の自由を尊重しない自分のみの自由の主張、正しい努力や能力差をかんがみない結果平等の主張。
彼らが40歳台、50歳台の時には、その先達は多くが戦争で命を落としたためあまり人材がいなかったことでしょう。
ずいぶんと苦労もされてきたでしょうが、高度成長期で多くの方が成功されてきたことでしょう。
それを今の時代に持ち込んで、自分本位な老人たちがいまだに跋扈する、これが「老害」でなくてなんであろう。

「シリコンバレーでは多くの若もがベンチャー企業を興していますが、背後には必ず「シルバーヘアー」と呼ばれるシニアがいます」 「会社を辞めても全く変わらないでいられる「自分」をいかに作り上げるかがシニア予備軍の課題ではないでしょうか」
若い人をうまく使いこなすことができないシニア世代が、実は「老害」を生み出しているのではないかと思います。 誰にでも出来ないことはあります。それは出来る方に頼み、どうしたら支障なく事が運べるかお互いに知恵を絞り妥協すればいいんです。 ネットでは、その社会的地位・年齢・性別・国籍や人種にとらわれない意見交換をしてきて、そのことを強く意識させてもらいました。 ネットでは「老害」が通用しません。「デジタルデバイド」を叫ぶ人たちはそれが怖くてネットを使わないのかもしれませんね。

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FDの作者、御逝去

スラッシュドットで知ったんですけど、FDの作者、出射厚氏が、昨年の11月に逝去されていたそうです。
今ではファイル操作に卓駆を使っていますが、パソコンを障り始めたときにはいろいろと使いました。
DANというのもありましたし、ウィンドウズの1.0を買ったのもそのためでした。
FDにめぐり合ってからは、98でFD、ウッディ66を買ったときにも、DOSの時はFDでした。
その後ウィンドウズ95を導入してからはGFを使っていました。

今、ウィンドウズは少し調子が悪くなるとすぐにリカバリしますし、何台ものパソコンから同じデータにアクセスしていますが、データが管理でき、散逸することが無いのはFDで勉強させてもらったからだと思っています。
全く関係の無いところからですが、FDを偲び、御冥福を祈ります。

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