半世紀を経て
今年のダービーは50年前とは異なり、1番人気と2番人気が来ました。
50年前も今日この日にダービーが開催され、ぞろ目で高配当が出たそうです。今回買った勝ち馬投票券はごみと化しました。
今年は今までにもいろんなことがありました。
正月にソニーのバイオType-Xのことを知り、正月明けには秋葉原にすっ飛んでいきました。
今まで、録画機能とディスプレイの解像度が不満で、ハイビジョンの購入を控えていたのですが、パソコンベースで満足できる仕様でした。
以降、すっかりハイビジョンの「生々しさ」のとりこになってしまい、桜の季節には、親父の納骨に合わせて、ハイビジョンカメラを借りて、隅田川を散策してきました。
その親父は、両親を幼少の頃亡くし、自分の家庭を理想論で築いてきましたが、昨年10月に、喜寿と金婚式のささやかなお祝いを家族と親しい人たちから受け、すぐ後に入院、2月に旅立っていきました。
4月には、家業を継ぐ権利を有した娘が就職しました。
22年間、親父の生き様をそのまま見せ付けるという教育をしてきたつもりで、多少の紆余曲折がありましたが、先週、家内とともにフルコースをご馳走になりました。
夜ですと私のお酒が進んで、予算オーバーになるということで、午後3時からという中途半端な時間の食事でしたが、楽しいひと時でした。
糖尿と高血圧を患っていますが、久し振りの眼底検査では、問題無しとのことでした。
自分が仕事するために取得した会社(法人)は、妻に譲ることにしました。
一昨日には、地域の若さとITを結集した組織を作ることを、年上の人から認めてもらいました。
今日は父の100か日法要で、母と妹、私の家族が揃い、浅草でお好み焼きを食ったのですが、ルービックキューブ25thと、「エリマキトカゲ」のフィギュアと、私が生まれてから娘が小さかった頃までのアルバムを、寄せ書きつきでプレゼントしてくれました。
今までの思い出がよみがえり、うれしかったです。
何と言っても、25年前の妻とのツーショットが、まるで恋愛ドラマのスチールを見ているような錯覚を起こして、新鮮な気持ちが思い起こされました。
生を受けて半世紀。今の気持ちは「ホッとしている」です。
一つ年を食う日はうれしかったり、そしておめでたくないと思ったこともあります。
今年に限って言えば、いろんな意味で一つの区切りを迎えたのでしょう。
バイク事故の後遺症が残る肩ですが、何か肩の荷を降ろした感があります。
これからも、あまり肩肘張らずに、生きていくことが出来そうです。
そんな淡々とした生き様を見せてくれた、私を可愛がってくれた母方の祖父に感謝。
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