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日米通貨の連動

ゆびとまさんのエントリ「 href="http://ubitoma.cocolog-nifty.com/ubitoma/2005/03/post_5.html">日米経済を救う秘策とは」の回答が、「前回クイズの答え アバウトですが許してください」に書かれていました。

日米通貨を連動させるべきだ

はて、さて、どういう思考回路を働かせたらいいのか、気になっていました。
私は「産業革命でのし上がった欧米中心の世界」の破綻が、9.11以降の混迷の原因だと考えていますので、いまさらアメリカだ、ヨーロッパだと言われると、「違うんじゃないの」という感覚です。
世界でトップと2位の経済規模を持つ日米が手を組めば、中国は日米経済圏に従わざるを得なくなる。アジア各国もこぞって日米経済圏にシフトするだろう。アジアの安定が得られる。

中国もアメリカもよそにちょっかい出すことが大好きですから、中国中心は困るというのは解ります。
しかし、アメリカにつくのも良くないと考えています。

東アジアは、日本・中国、そしてインドやロシアまで、範疇に入れて考えればいいと思います。
東南アジアも含めるといいでしょうね。
情報インフラと、少子化に対応できる社会インフラを整備できれば、日本がイニシアチブを握れると思います。

その他、世界的にみれば、エジプトを中心とするイスラムの国々、ブラジルを中心とする南米、宗教が渾然としている東アジア、キリスト教中心の欧米と、それぞれがそれぞれを尊重しながら協調できないものかと考えたりしています。

今、日本に求められているのは、アメリカからの自立ではないでしょうか。

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撮れないもんですね

面白そうなことが起きたら撮影したいと、いつもビデオカメラを持ち歩いています。

22日の午後6時20分頃のことでした。
店の奥の機械で注文を打ち込んでいたら、突然真っ暗になりました。
あわててLEDの懐中電灯を取り出して、通りに飛び出しました。
なんと商店街のアーケードも周辺店舗も、灯りがひとつもありません。

漏電ブレーカーをチェックしたり、店頭の商品が持ち去られないか気を回したりしているうちに、サイレン音が聞こえ、東電の車が電柱に横付けして復旧を始めた模様です。
そうこうしているうちに私のブロックは灯りがつきましたが、隣のブロックは真っ暗なままです。

ハッと気がついてビデオカメラを取り出しました。
でも、お隣ご近所の方々が総員出動しています。
気まずい感じにとらわれて、1分少々でカメラをしまいました。

一部始終10分ちょっとだったでしょうか。
全部取れていたら、車のサイレン音の緊迫感、灯りがついた時の軽いどよめきなどが撮れたのでしょう。
はなっからカメラが取り出せなかったし、撮り続けることも出来ませんでした。
プロのカメラマンの度胸を思い知らされた出来事でした。

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個人情報保護

そういやぁ、うちも「個人情報保護法」とかで掲示が必要なんでした。
そこでググって見たんですが、ここで具体例を見つけました。

後でゆっくり読んでみよぉーっと。こりゃ完全にメモですな。

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日経マガジン

今日の日経に変な冊子が挟まっていた。
時計の広告かと思っていたら、表紙は反対側だった。
「THE NIKKEI MAGAZINE」と銘打たれていて、松井秀喜のインタビューなどを楽しく読ませてもらった。
ふと、気になって編集後記を読んでみた。

編集部から
○新聞記者が作る新しいメディァ「THENIKKEIMAGAZINE」(日経マガジン)。名前に「マガジン」と入っていますが、これはあくまで新聞の一部です。第一線の現場で日々の新聞を作る記者が、「ちょっと立ち止まって考える」をキーワードに、新しい視点と発想でテーマを選び、取材・撮影していきます。
○戦争、テロ、異常気象、凶悪犯罪…。
現代はあまりに悲惨な事件が頻繁に発生し、人々を思考停止に追い込もうとしています。しかし、こんな時代だからこそ一度立ち止まって視点をズラし、新しい光を当てて事象をじっくり考える必要があるのではないでしょうか。ひとつの価値観に満足せず、民族、信仰、文化、経済、国家、家族、世代それぞれにおいて、ゆとりを持った共存を目指す。そんな柔軟でしなやかな生活美学を提唱します。
○創刊号の巻頭特集を飾ったニューヨークヤンキースの松井秀喜選手も「思考」を大切にし、「自分の生き方には自分で責任を持っ」という美学で異国での新しい生活に飛び込んでいっています。バリのヤシ林を自分で切り開いて毒蛇と戦いながら工房を作ったキルト作家、秦泉寺由子さんや「17Secrets」に登場した女優の寺島しのぶさんも豊かな共存の精神の持ち主です。今後も、こうした魅力的な人たちをどんどん紹介していきます。
○デザイン監修はグラフィックデザインの第一人者、戸田ツトム氏が担当。追力のある写真と洗練されたデザインで、新しいメディアにふさわしい、新しいイメージを作り上げていきたいと思っています。どうかご期待ください。
編集長・山田康昭§

日経も何か変わらなければいけないと考えたのでしょうか。

私はネットを使って「即時性・双方向性」の重要性・ありがたさ・厳しさを知り、これからの時代に必要だとの思いで、いろいろな主張をしてきたので、この冊子については特に喝采を送るものではありませんが、「何か変わろう」としているのでしたらそれは評価されるものだと思います。
「札幌から  ニュースの現場で考えること」の高田さんが「東京にて、後輩と。」で書かれているような、

いかにもまずいのは、そういう年代の方々が、若い世代や外部の読者と向き合わない代わりに(少なくとも社内の部下に対しては)、「おれの言うことが聞けないの?」式の考えを押し付けていくことにあります。それも体育会系的な方法で。

という風潮が無くなってくれることを望みます。

3月24日追記:[札幌から  ニュースの現場で考えることから]「マスコミを勧めない理由」に対してからトラックバックをいただきました。
私はマスコミ界に限らず、どんな些細なことでも旧習を打ち破る動きに注目しています。
反省すべき膿は充分に出し切る必要はありますが、その先も見つめたいと考えています。。
だってそうしていないと悲し過ぎますし、明るく前向きな姿勢だとは思えないですから。

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メディアとネット

[R30]さんのブログに“集団自殺”するテレビ局、ソースを出す日経と言う記事が有ります。

ソースを解釈して記事を書くのがマスメディアの独占的役割だった時代は、そろそろ終わろうとしている。

全くその通りだと思います。

以前福田官房長官が、「あんたのとこは生きてんだから、少し黙っていてください。」と言って騒がれたときに、「それ以前のやり取りを知りたい」と思ったし、竹中さんと木村さんの新橋の演説では、「黙ってろ」だけ取り上げられるんだろうなと思っていたら、案の定記事になりました。
新橋の演説では、ゆびとまさんが「黙ってろっっっ」の意味でも語られているとおり、演説全文を読まれれば、野次っていた人にも非が有ることが解ります。

中西議員やいろいろな記者会見も、全体像を見てみたいと思うのは私だけでは無いようです。
マスコミのつまらない質問やしつこい聞き方、誘導なども全部見れてしまいますが、それはマスコミに対するチェック機能も果たすはずです。

放送時間や紙面の関係でカットされた情報の補完は、ネットで出来ます。
そしてそれらの情報を私たちも冷静に受け止め理解しなければなりません。
それは政治の世界でも同じことが言えると思います。

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堤義明氏の罪

僕自身堤康次郎氏創設の小学校に通っていたせいか、西武には親しみを感じています。
今日の報道を見るといろんなことが書いてあります。
日経新聞の安西巧編集委員の記事では、

土地本位主義を背景にした「所有と独占」へのこだわり、株式市場の軽視、企業統治と法令遵守の仕組みの欠如、納税意識の低さ、

「春秋」でも同じような論調で、まあ、よくぞ書いてくれました。

昨秋、大株主の比率を虚偽記載していたことが発覚したときの堤氏の「西武鉄道を上場しなければ良かった」とのつぶやきが強烈な印象として残っています。

大量の借金を上手に回すコクドの経営方法が、これからも続けられるかなどの経営手法に対する疑問は残りますが、自宅までも社宅としたり、資産を会社に蓄積して相続税を回避することなどは、許されて当然の行為のはずです。
もし、西武鉄道が上場されていなければ、インサイダー取引とされた鉄道株の大量売却も必要ないですし、当然ですが虚偽記載の必要も全くありませんでした。
堤氏は西武鉄道を上場したこと、し続けたこと自体が判断の誤りであったわけです。

創業者一族のための企業、末代までその資産を守ること自体、何が責められることなのでしょう。
他にも多くの株主がいる上場企業でそれをやってしまったことが責められ、罪となったんじゃないでしょうか。
堤氏の経営方針であれば、その企業は上場していてはいけなかった。社会的にはそのことが責められるべきではないでしょうか。

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葛飾区議、鈴木烈さん

私のエントリ政治は「つぶやき」から始まるに、小出正之さんと言う方から 葛飾・区議会熱闘中継(?)&「1リットルの涙」と題する記事のトラックバックをいただいた。
鈴木さんに悪い印象をもっているわけでは有りませんが、いかに立派な主義・主張をお持ちでも、それを同僚にすら理解してもらえないのは、その実現手段・方法が間違っているとの観点から議員としての資質に疑問を呈しました。

ココログの記事として
葛飾区議会の本会議でパネル使用をめぐって紛糾
葛飾区議会のパネル使用:後日談

「ネットde監視、地方議会」の記事として
葛飾区議会の本会議でパネル使用をめぐって紛糾
葛飾区議会のパネル使用:後日談
葛飾区議会のパネル使用:城東タイムス
葛飾区議会のパネル使用:鈴木烈のかわら版

実際の鈴木さんをご存知の小出さんから、鈴木さんの実像を教えていただければ幸いです。
謹んでトラックバック!

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