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政治のジャーナリズム

「ネットは新聞を殺すのか」の「参加型ジャーナリズムは技術革新待ちの状態」を受けて書かれた切込隊長のブログ、「俺様キングダム」のエントリー「参加型ジャーナリズムが発展しないのは機能の未整備が理由ではないと思う」が興味深かいですね。
道具としての技術は、ぷろとたいぷさんも「★参加型ジャーナリズム」で述べているように、ブログやウィキィまで出現しているので、以前に比べればずいぶん進歩していると思います。
さらにメディアが伝えることを議論するだけではそれを以って「参加型ジャーナリズム」とは言えないと思いますし、「ネットと言うだけでバイアスが掛かっている」のも事実だと思います。
過去を見ると、先発のPC-VANに比べて巻き返したニフティには、場の提供と共にフォーラムの運営に長けていたんでしょう。
その意味で隊長が述べている「モデレーターの欠如」を政治議論ではどのように捉えたらよいのが考えてみました。

政治議論でモデレーターになるべきは紛れも無く「議員」です。
これはいつの時代でも同じだったでしょう。
それが、郵政関係者だったり、労働組合であったとしても、政治議論において議員がモデレーターであったわけです。
そしてその票で議席を維持してきました。

ネットにおける政治議論のモデレーターも議員であるべきでしょう。
まずは議会報告に対して意見を求める、これは議決だけに限らず、行政からの提案に関しても、住民から意見を求め議論のたたき台とする、住民の意向を議決に反映させることが可能です。
住民からの意見は掲示板やメールでも受け付けられます。
メールで受けた意見はその議員が咀嚼(租借?)して意見交換すればいいのです。

ネットで議論すると面白いほど良くその人の人柄が浮き上がってきます。
演説のうまい政治家が、他人の話をあまり良く理解できず、討論会ではめろめろになっていたり、野次の激しい政治家は物の本質が全く見えていなかったことなどが解っています。
しかしネットでのモデレートでは、票がほとんど取れません。

ネット人口が増えていても、その大半を占める携帯電話では、ネットでの議論に参加するのは難しいです。
ネットで発信する議員は増えてきていますが、(「地方政治家ブログ」)ブログでの意見交換は活発ではありません。
掲示板での意見交換でも、まだまだ煽り・叩き・誹り・我流発言の方が主流で、建設的な意見交換は少ないのが現状です。
もちろん議員や行政からの情報が少ないと言うこともありますが、ネット政治はまだまだ未熟で、それによる票の獲得はまだ困難です。

モデレーターとなる政治家が先か、その土壌が整うのが先か、どちらも少しずつ成長していますが、花が咲き実になるにはまだまだ幾多の困難を越えねばなりません。
ただ、すでに発芽はしており、一部ではその葉っぱが風にそよいでいます。
こちらも「補完的関係」が築けることがポイントになると考えます。

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