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新聞記者のブログ

ガ島通信」ブログから、「共同ブログ問題」と「野球のない週末」の二本のトラックパックを頂いた。
ブログを拝見すると、なんと地方紙とはいえ新聞記者。
新聞記事版の「ジャーナリストはブログを書け?」が実現した(!)と言うことですね。ありがたいことです。

さすがに丹念にソースを追いかけられています。
また「ブログ新聞の意義」は新聞記者から見たブログ、地方紙と全国紙の違いなど、興味深く読ませていただきました。
早速RSSリーダーに登録して、こまめに記事を読ませていただくことにします。

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政治家のブログ

福岡県久留米市出身ののぶ嘉隆さんブログを始められました。

のぶさんは先の衆議院選挙に立候補され、落選しました。
その時、手伝ってくれた方にバイト代を払ったことで公選法違反に問われ、連座制の適用を受けて同選挙区で、同選挙には5年間立候補できないことになりました。
しかし、この経緯をしっかりと公表され、私はその潔さに惹かれているところです。

今後のご活躍を期待する政治家のお一人です。

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ジャーナリストはブログを書け?

以前にジャーナリストはそのブログで評価すべし、と言う記事を読んでいましたが、その意味が良く解りませんでした。
ゆびとまさんのジャーナリスト?(その1)ネットは新聞を殺すのかblog新聞がなくなっても本当にいいの?などは読んでいるので、決してネットメディアの発展によってマスメディアが駆逐されるとは思っていないし、私も「地方議会ネタ」にネットで遭遇することもありますが、ほとんどが地方新聞に頼っている状態です。

今日、マーケットの馬車馬ブログで真実を追えないジャーナリストを読んで、目からうろこでした。

本日のまとめ

プロのジャーナリストは素人にも分かりやすい記事を書かなければならない。
だから、素人視点こそがプロのジャーナリストの専門性と言えるかもしれない。
分かりやすい記事と正確で客観的な記事は両立しない。
プロのジャーナリズムは、多くの読者の無関心の上に成立している。


この記事を読めば、突っ込みの甘さや、先入観で書かれた記事の原因に頷く事が出来ました。

さて、それらを解決する手段を考えていたら、記者が記事についてのブログを書いてくれたら、と思い当たりました。

もし、専門の記者が取材していたら、専門用語をバリバリに使ったブログ記事を書けば良いんです。
当たりをつけて書いた新聞記事なら、どう当たりをつけて、どこにどんな取材をしたのか書いてくれれば良いと思うんです。
たぶん全部ではないけれど、「取材ノート」の公開になるでしょうか。
取材ノートのデジタル化や、音声ファイル・映像ファイルもありでしょうね。

署名で書く記者の「ニュース日記」はその視点が欠けていたのかもしれないですけど、画期的なブログだったわけですね。

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根来コミッショナーの辞任

根来さんの言葉に、「民主主義は難しい」というのを記憶しています。
経緯をエキサイトのニュース(スポニチアネックス)から引用します。

16日の協議・交渉委員会で(1)新規加入球団審査委員会の設置(2)プロ野球有識者会議の設立(3)加盟料に代わる預り保証金――という具体案を示し、
「新規参入は、来年、再来年というところで議論がかみ合わなかった。ストライキを回避するために努力をしたが、無駄に終わって残念」と話した。
根来コミッショナーは東京高検検事長や公正取引委員会委員長などを経て、今年2月1日付でコミッショナーに就任した
「今まで理屈の世界にいたから感情の世界は分からない。理屈で通らんのは不愉快」。

これは果たして選手会側に向けられた不満でしょうか。
選手会側を説得するならば、協議の席に出てきたでしょうし、スト突入が不満で辞任したとすれば無責任極まりありません。
逆に機構側に不満を持っていたとしたら、実に潔い姿勢ではないでしょうか。

検事経験者が、困難を承知で引き受けた仕事を「理屈が通らんのが不愉快」で辞めるとすれば、その原因は機構側にあることは明らかです。
「スト突入なら辞任」の言葉で、原因を選手会側に求めるとすれば、それは誤った報道ではないでしょうか。

例によって、ゆびとまさんの「選手会、そしてプロ野球の未来を応援するために」と「今回のプロ野球再編問題へのご意見などは、こちらへ!」にトラックバックです。

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プロ野球に今必要なこと

古田は「10年先に評価」と言っているけれど、これだけの意見が噴出しているので、ストには一定の評価を得ているといえるでしょう。

さて、選手会としての要求は「雇用の確保」「来年の収入」が第一であり、機構側からは、近鉄の選手の配分や、交流試合の提案など、充分ではないと思いますが、一定の回答が出ているはずです。
機構側の不透明さにまつわる収益配分の方法や、新規参入条件の見直し、プロ・アマ交流などの、変えていかねばならない、変えなければ生き残れない課題がありますが、これらが混同されてはいないでしょうか。

選手会の大儀は「選手の雇用を守る」ことに有りますから、一定の回答を得ている以上、ストの大義名分は無いわけです。
それでもなお私がストを支持するのは、「来期6球団」を突破口にして少なくとも「早期に新規参入条件の見直し」を迫ると共に、今の野球界の膿を曝して、世論を背景に改革を迫っていると感じているからです。
それを関係者が理解しているとすれば、古田の歯切れの悪さや、ナベツネの突然の辞任の不可解さが見えてくるのかもしれません。

機構側としても、セ6・パ6の方が良く、なおかつ交流試合の導入が、望むところかと推察します。
でも合併承認してしまった以上、参入申請が1球団だけだと、これは「義務化」となり避けたいところでしょう。
選手会側も、その点を理解して落としどころを探る必要があると思います。

私たちからの要求・提言は、選手会と違って「来年の雇用」に限定されませんから、「新規参入の条件の明確化」とか、放映権料配分の見直しと共に、年俸高騰の見直し(1億円以上の選手の削減率撤廃)なども要求していく必要があると思います。
同時に球団と球場の経営が別ですから、フランチャイズ球場の選択の自由も盛り込む必要があるかもしれません。

無責任な評論家からの批判といわれないためにも、注意すべきことは多いと思います。

トラックバック先は、ゆびとまさんの「選手会、そしてプロ野球の未来を応援するために」と「プロ野球選手会にファンの声を送ろう!」サイトの「今回のプロ野球再編問題へのご意見などは、こちらへ!」です。

トラックバックの追加です。
エゴイスト日記(下呂市のまちづくりを考える??)下呂市のまちづくりを考える??(Light版)です。
前の記事にトラックバックいただきありがとうございました。

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プロ野球ストの報道

プロ野球ストの報道を見ながら、今ひとつしっくり来ないんです。

ストをされたらマスコミとしては、野球中継が出来ない、新聞の紙面が埋まらない、などの被害があるでしょう。
逆に話題性は古田氏のキャラクターとあいまって大変な盛り上がりです。
記者としては同じ労働者ながら、彼らの年棒に嫉妬心が無いわけではないでしょう。

ストの是非についてのインタビューを見ていても、「ストなんかやってもらったら週末の娯楽がなくなって困る」というコメントがあったけれど、その人は球団の収益にどのくらい貢献していたんでしょうね。
選手の年俸高騰や放映権料の適正配分に、私たち一人一人がかかわることは出来ないから、こんなコメントは自爆ものだという感じがします。

選手側にも、年俸の高騰や魅力のある試合をしてこなかったなどの付けが回ってきた部分があるはずです。
経営側にも、個々の企業努力もさることながら、業界としての企業努力がどこまであったのでしょうか。
近鉄は地元からの要請で、使用料の馬鹿高いドーム球場を使わざるを得なくかったなどは、大阪府が「合併反対」を唱える権利があるとは思えないのです。

一番頭にきているのは、「選手の分際」「訳の解らん企業」「たかが貸し金業」などの発言をされている方です。
この強烈なキャラクターがプロ野球界を牽引してきたことは間違いが無いのですが、球界の将来展望を考えたときの是非は論じられていないと思います。
それらを論じられるジャーナリストは居るんでしょうか。

五輪の試合では、野球よりもサッカーに目が行ってしまいました。
それでも、オーストラリア戦の松阪の投球は見ごたえがありました。
時代風潮は、確実にサッカーのほうに流れています。
そんな環境のもとで魅力を発揮できるプロ野球とは何かを考えて実践できるのは、「訳の解らない企業」であることがよくあるのは、「街づくり」でも同じような気がしています。

あーあ、やっぱりまとまりがつかなかった。_| ̄|○

追記:トラックバックしたブログ
エゴイスト日記(下呂市のまちづくりを考える??):プロ野球
ゆびとま:古田の涙
my.Hurusato.org:ストは愚行でも美談でもない、真剣勝負
ですた。_| ̄|○_| ̄|○

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会合の趣旨と議員の発言

おりべのはなれ」ブログに「埼玉志木市長の講演を聞く~市町村が元気でないといけないけど・・~」と「志木市長講演でのできごと~怒りはおさまらない~」と二本の記事が連載されています。
志木市長が、行政と市民の協働について講演されたのに、今回だけ参加されたような議員らしき方々に、質問の時間を奪われた様子が書かれています。

主催者や講演会の趣旨を理解されずに踏みにじられた「怒り」がにじみ出ています。(誤字・誤変換も多いようですし)
議員さんは一般的に話が上手な上に、概して声に張りが合ってよく通ります。
そんな中で一市民が素朴な質問を、ぼそぼそと話するのは大いに気が引けるものです。

議員の皆様には、会合の趣旨や参加者の気持ちを察して、その場に合ったお話を適切にしていただけるようにお願いしたいと思います。
私だってそのような場に居合わせたら、小さな声で「茶々を入れる」ことくらいしか出来ませんから。
そして、そんな議員には絶対に一票を入れません。たかが一票ですが。

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ブログの使い勝手

相模原市の阿部善博さんのブログ「ネットde監視」本編に書きましたが、その阿部さんが吉田さんの掲示板で「ブログの使い勝手」を綺麗にまとめられています。
勝手ながら阿部さんの投稿と私のレスを転記させていただきます。

Re: 阿部善博さん掲示板 阿部善博 - 2004/09/10(Fri) 06:10 No.4652

いつもお世話になっております。相模原市議会議員の阿部善博です。
この度は、私のblogをご紹介いただきありがとうございました。聞きかじりさんがblogのトラックバックを付けて下さいましたので、気が付きました。
私は、まず始めてみましたので、取り組んでみて気付いた点を簡単にご報告いたします。
【blog使用の利点】
・簡単なので無理をしないで続けられる。
・見易いレイアウト等がテンプレートとして用意されていて、自分は内容だけに専念できる。
・自分でページを作成する訳ではなく、日付や写真等の細かい管理が自動化されている。
・分野を分けたりすることも出来て、自由度も高い。
・分野分けが出来ると、雑多な情報をどんどん書き込める。私は「お知らせ」「活動報告」等それぞれ分けてCGIに書き込んでいたものを一本化できた。「日記」等を掲載している人は、それもまとめられる。窓口を統一でき、読者は時系列、分野別等自分にあった記事の探し方ができる。
・インターネット接続環境があれば、全世界から書き込み可能。ただし、これは掲示板でも同じ。
・無料版が多数出てきていて、自分にあったサービスを提供しているblogを選択できる。
・blogどうしがつながる事で、共通の課題で情報交換、情報共有ができる。
・予想以上に沢山の人が見に来てくれる。一見関係のないような読者が興味を持って、ページを見に来てくれる。
・新しい機能が登場し、やっていて楽しい。
【blogの課題】
・自分からは情報発信できるが、読者からの情報の起点となる書き込みを受け付ける窓口がない。掲示板からの退行。
・無料サービスが多い為か、サーバが遅い。書き込みに時間がかかるので、より快適さが求められる。
・トラックバック等新しい機能はまだ浸透していない。利点をもっと活かすために、皆で機能をよく理解する必要がある。

以上雑多ですが感想です。参考にして下さい。
ホームページ自体、日々の活動の中でどう位置付け、どう活用して行くか試行錯誤の段階です。
手間隙かけず、見易く有効な情報を継続的に提供できるツールとして行きたいと思っています。

ブログの気付いた点 聞きかじり - 2004/09/10(Fri) 11:17 No.4654

阿部さんのまとめ、とても解りやすくて良いですね。
今後の課題を考えてみましょう。

>読者からの情報の起点となる書き込みを受け付ける窓口がない。
コメントを受け付けられますが、深い議論には向きません。
逆に掲示板では書きにくい軽い話題は書きやすい。
議論用掲示板は別途必要だと思います。

>書き込みに時間がかかるので、より快適さが求められる。
書き込みには時間がかかりますが、閲覧に時間がかかるのは画像を多用していることが多いです。
画像は小さくして載せるか、自動的に小さくしてもらう機能が必要でしょう。

>利点をもっと活かすために、皆で機能をよく理解する必要がある。
すぐに出来るのはRSSリーダーでRSSを読むことです。
http://freesoft_2ch.at.infoseek.co.jp/rss/
http://www.wikiroom.com/windows/?RSS%A5%EA%A1%BC%A5%C0%A1%BC

議員ブログ一覧から、RDFの部分のアドレスを読み込ませれば、更新記事だけを表示してくれます。
阿部さんのブログであれば、上のほうにある「RSS1.0」のアドレスです。
他にサイドバーに「XML」とあることが多いです。

トラックバックは、相手のサイトに強制リンクを貼らせる機能です。
例えば、地方議員さん全員がひとつのブログにトラックバックしていただければ、「新着記事の一覧」が自動的に作れます。
http://member.blogpeople.net/TB_People/tbp_29.html
http://hytn.kir.jp/netdekansi/chihou.html

阿部さんのサイトは、ブログを始められたのでもっと更新が楽に出来ると思います。
今後どのように使いこなされていくのか楽しみです。


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政治家の映像配信

かねてから政治家のサイトに動画を載せる事を町田市の吉田さんが考えておられました。
吉田さんは主に「視察」の報告で考えておられたようですが、私は安直なサイト作りの一つとして、演説でも何でも動画は使えると思っています。
問題はファイルサイズが大きくなり、サーバスペースを食うこと、当時はまだブロードバンドが普及していなかったことなどがネックになっていました。

「週刊!木村剛」では、河野太郎さん・古川元久さんの動画が公開されています。
(正確には「フィナンシャル ジャパン ONLINE」のサイトですが)
この動画は500kbpsで5分ほどですから、500kx60x5/8=約18メガバイトのファイルなんでしょうね。
私のレンタルスペースは200メガですから、約11本でパンクしてしまいます(>_<)
(いざとなったら数十ギガバイト持っている自宅サーバを使えますが)

政治家を引っ張り出す、その動画を載せてしまう、木村さんならではの企画だと感嘆しています。
原稿や打ち合わせがあっての作られたものではなく、リハーサルなしの「ぶっつけ質問」など「生の姿」を映し出してくれることを期待しています。

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ドーピング検査方法

アテネオリンピックのハンマー投げで、ドーピング疑惑が起こり、ドーピング検査の方法とか当日のアヌシュ選手の行動などを知りたいと思っていろいろとネットを徘徊していました。
さすがに当日の行動を日本語で見つけることは出来ませんでしたが、ドーピング検査の実際はいろいろな所で書かれていました。

一番リアルだったのは日本自転車競技連盟サイトでした。
特に「ドクター(女子競技者の場合はナース)と共に採取室に向かう。ここでは、着衣を胸まで上げることとパンツを膝まで下げることが義務づけられる。」の部分。
「肛門に正常な尿が入った袋を挿入し、それを検体とする器具がある」とは聞いていましたが、女性ならともかく男性にはかなり難しいのではないでしょうか?
さらに「アヌシュ選手が競技中に頻繁にトイレに行っていたにもかかわらず、検査では一番最初に終了した」ことも報道されていたはず。

ドーピング検査を厳密にしてもらうことも必要でしょうけど、逆に制限無しの自己責任の世界で何でもありの競技があっても良いんじゃないでしょうか?

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