プロ野球ストの報道を見ながら、今ひとつしっくり来ないんです。
ストをされたらマスコミとしては、野球中継が出来ない、新聞の紙面が埋まらない、などの被害があるでしょう。
逆に話題性は古田氏のキャラクターとあいまって大変な盛り上がりです。
記者としては同じ労働者ながら、彼らの年棒に嫉妬心が無いわけではないでしょう。
ストの是非についてのインタビューを見ていても、「ストなんかやってもらったら週末の娯楽がなくなって困る」というコメントがあったけれど、その人は球団の収益にどのくらい貢献していたんでしょうね。
選手の年俸高騰や放映権料の適正配分に、私たち一人一人がかかわることは出来ないから、こんなコメントは自爆ものだという感じがします。
選手側にも、年俸の高騰や魅力のある試合をしてこなかったなどの付けが回ってきた部分があるはずです。
経営側にも、個々の企業努力もさることながら、業界としての企業努力がどこまであったのでしょうか。
近鉄は地元からの要請で、使用料の馬鹿高いドーム球場を使わざるを得なくかったなどは、大阪府が「合併反対」を唱える権利があるとは思えないのです。
一番頭にきているのは、「選手の分際」「訳の解らん企業」「たかが貸し金業」などの発言をされている方です。
この強烈なキャラクターがプロ野球界を牽引してきたことは間違いが無いのですが、球界の将来展望を考えたときの是非は論じられていないと思います。
それらを論じられるジャーナリストは居るんでしょうか。
五輪の試合では、野球よりもサッカーに目が行ってしまいました。
それでも、オーストラリア戦の松阪の投球は見ごたえがありました。
時代風潮は、確実にサッカーのほうに流れています。
そんな環境のもとで魅力を発揮できるプロ野球とは何かを考えて実践できるのは、「訳の解らない企業」であることがよくあるのは、「街づくり」でも同じような気がしています。
あーあ、やっぱりまとまりがつかなかった。_| ̄|○
追記:トラックバックしたブログ
エゴイスト日記(下呂市のまちづくりを考える??):プロ野球
ゆびとま:古田の涙
my.Hurusato.org:ストは愚行でも美談でもない、真剣勝負
ですた。_| ̄|○_| ̄|○
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