« 2004年3月 | トップページ | 2004年5月 »

僕は国語の成績が悪かった

瀬戸智子の枕草子」はお気に入りブログの一つですが、今日のお題は「国語教育の必要性」です。
瀬戸さんは有名な文系大学で生物を修められたようですが、僕は物理と数学で点数を稼いで生物系の資格を得ました。
今は掲示板やブログでいろいろ意見交換できることがとても楽しみですが、とにかく国語では点が取れなかった。

小さい頃から本を読むのは好きで、母親の「財産」を読み漁っていました。
文語体の本が多かったけど、チョット慣れると却ってその表現に親近感を覚えるものです。
書くことは、算数の証明問題の解答、学会論文の構成や表現などは、嬉々として取り組むことが出来ました。

そして、天性の天邪鬼のようです。
国語の解答を書くときに、「普通ならこう考えるんだろう。でも、こういう考え方は出来ないか。そのための論拠は」などと楽しく試行錯誤したテストの点数は、、、惨めの一言でした。

今、人気を得ているブログを読むと、その自分にはない表現力にはただ脱帽するばかりです。
仮にそれがエロブログであっても、多くのオトコがその表現力にハアハアするその表現力。

とりあえず、つぶやいてみよう。中学生にも解る言葉で」に触発されて続けている、ネット上での意見交換。
自分の糧になっていると思えるんで、止める事が出来ません。

| | コメント (0) | トラックバック (1)

ココログが人々の意識を変える?

mossarinさんに頂いたコメントが、とても示俊に富んだもので、ちょっと感想を書いておきます。

>学生運動をやってた人が、最近のデモはピクニックにでも行くようだ
僕は学生運動に参加したことがありませんが、表面的にとても過激な部分と、熱い思いの激論を戦わせた部分があるようです。
過激や攻撃的な部分に賛成することは出来ませんが、学生による運動とか公務員のストライキなど保護された者の甘えは十分に感じることが出来ました。
結局一部のデモやアジでは社会は変わらないと言うことでしょうが、それで何もしないよりはまし、と言うことでしょうね。

>そういう自分の腹の中は煮えくり返っているが・・・目には目をではブッシュになってしまうから難しいところですね
アメリカの恐ろしいところは、ソ連に対抗するためにタリバンを、イランに対抗するためにフセインを援助していたことです。
絶大な経済力・軍事力を誇りながら、ファルージャでは指揮系統の乱れも伝わってきています。
インディアンを駆逐して保安官を置くような感覚では、これからの時代の統治はママならないと感じています。

>やはり一人一人が真実を知るのが一番かと。私が一番危惧するのは報道のワイドショー化と活字離れです。ココログが人々の意識を変えそうな予感がしますが
情報収集力と判断力、どちらもが大事だと思います。
また、他人の考え方を納得することが出来ないとしても理解すると言う姿勢が必要でしょう。
僕はいろんなところの掲示板で意見交換をしてきましたが、娘とはケータイでメールし合うこともあります。
活字離れも、こうやって文字を打つ習慣はあるようですし、そんな情報交換で、報道のおかしさを多くの人が感じるようになっています。
ブログがその中間的なコミュニケーションツールになると期待していますし、ある意味で、僕らが育てていく、広めていけば、何かが変わる、、、、、かも知れないですね。

| | コメント (4) | トラックバック (1)

安田純平さんの手記

徒然草・早島版mossarinで、東京新聞の記事「緊急手記 拘束の3日間 安田純平」が紹介されています。
(東京新聞のサイトの検索では、引っ掛かりませんでした。著作権の問題はこの際完全に無視します。)

日本の自衛隊の撤退要求などと安穏としていられないですね。
ブッシュを呼びつけて一発殴って、「はよ、やめや」と言ってやりたい気分になりました。

9.11の後、「これはテロリストの宣戦布告だ」と叫んだ時から危惧していましたが、ファルージャの状況をこのような形で知るようになってしまうと、このアメリカを何とかしなければという思いを強くします。
今アフガニスタンがどのようになっているのか、もっと言えば、チベットやネパールの状況も調べれば伝えてくれるサイトがあるでしょう。

私たちがインターネットで出来ること、それは情報交換だけで終わってしまうのでしょうか。
デモやアジテートが現実的な手段とは思えないですけど。

| | コメント (6) | トラックバック (0)

個人と国家

笹山さんのサイトで、ニューヨークタイムスの記事を概訳していただけました。

それを読んで、「なるほど、そういう考え方もあるのか」と「いらんお節介と押し付けは止めてくれ」と感じました。
日本で実際に起こっていることに「おかしい」と言われても、それは現実を否定することだし、日本人を理解することにはならない、逆に「日本人を否定しているのか」と言いたくもなる。

そこで、笹山さんの掲示板に書き込んだわけですが。


日本でも「24時間以内に解放」の報が流れるまでは、英雄気取りじゃなかったでしょうか。
それが、この報の後、川口外相始め、政府の口調ががらっと変わったように記憶しています。

私は天性の天邪鬼なのか、ニューヨークの論調には全面的に賛同はできません。
日本で実際に起こっていることなので、アメリカに否定されると頭に来ています。
私が感じたのは、「個人と国家を混同している」でした。

解放条件である自衛隊の撤退を国家に強請した事が間違いだった。
その反動として、周囲は「国家の国民保護と自己責任」という大儀を振りかざして、バッシングが始まった。
どちらも個人の立場で居ながら、両極端の「お上意識を振り回した」んだと思います。
それが欧米やアラブの価値観とも違う日本人のとった行動心理だったんじゃないでしょうか。

世界にはいろいろな価値観があって、欧米の価値観の押し付けが紛争の火種になっているし、日本が真に自立できない原因じゃないでしょうか。


拉致事件についてはもううんざりしていますが、「これからの社会構築」については、まだまだ考えていくことになるでしょう。
ご迷惑でしょうが、ココログの「経済・政治・国際」の新着に載っているイラク関係の記事に、トラックバックさせていただきました。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

家族と国家

ル・モンドの引用などで欧米の「家族観」がもてはやされていますが、欧米と中東・極東(^ ^;ではその価値観が違っていてもいいじゃないかと考えています。

極東ブログに、「イラク人質事件、さらに雑感」と題してコラムが書かれていました。
その中に、「自分に責任を持てる大人がとった行動に、親・兄弟は関係ない――
という欧米人の考え方と、家族は共同体というお家制度みたいなものが根強く残る日本を垣間見た気がした今回の事件だった。」
という「オーストラリア・シドニー海外生活ブログ」の記事が引用され、同調されていました。

ここで思い出したのが大阪府議、朝倉秀実さんのコメントとそれを紹介している前府議の松室猛さんのコラムです。

つまり、30歳を過ぎても心配するのが親であり、テレビに出て涙することに私は何ら違和感を感じない。
ご家族が自衛隊の撤退を「嘆願」することは親の情に適うが、しかし、そこで正義を振り回し周囲も便乗して政府に強請した事は、間違っていたのではないだろうか。

その後の「自己責任」論においては、今度は周囲が個人と国家の立場を混同しているとしか思えない。
日本における家族観があっていいと思うが、個人と国家ではその拠るべき立場が違う、と言うことを強く認識させられた。


[最近、ブログ繋がりがうれしくて、調子に乗りすぎたコメントを書きまくってしまった。荒らしてしまったブログ主の方々にここでお詫びします。]

| | コメント (2) | トラックバック (0)

登った梯子を外された?

「ワイドショー」を見て、随分な書き間違いをしてしまいました。

「ビデオはやらせ」は日テレの「ザ、ワイド」を見て書きました。
そこには以前インターネットで見た映像が流れていました。
そして「やらせ?」の解説がありました。

以前見たときに感じたのが「なんかおかしい???」だったので、「スタンスが定まらない」までコメントを書くことができませんでした。
三人の帰国の様子を見て、どこまでかわかりませんが「自作自演」があったに違いないと、自分なりに納得していました。
そこにこの放送。
それでも良い。私の立場からは、今までの活動を評価する姿勢を書きました。
もちろん、国家からはそれらの責任は追及されるのが当然と言う立場の違いを鮮明にしてのことです。

日テレのサイトを確認しましたが、「ザ、ワイド」へのリンクはすべてなくなっていました。
「日本では放映されなかった恐怖の部分が、拉致グループによるやらせだったと判明したそうです。」は間違いでした。
「日本では放映されなかった恐怖の部分が、拉致グループによるやらせだったという説が日テレから放送されました。
私はその説に納得し、もしそれが本当ならば、ビデオ自身、又は拉致までが自作自演だった可能性があります。」

安易な修正をせずに、間違いを認めて釈明とともに残すことにします。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

ビデオは「やらせ」、でも私は

日本では放映されなかった恐怖の部分が、拉致グループによるやらせだったと判明したそうです。
ビデオ自身、又は拉致までが自作自演だった可能性があります。
私が「悪ふざけがあったかもしれない」と書いたのはこのことを指します。

どこまで悪ふざけをしたのか解りませんが、場合によっては国家はあなた方を罰するでしょう。
あなた方も充分に反省し、償っていただきたいと思います。

でも、私は特に高遠さんに申し上げたい。
あなたの今までの活動は私には到底まねのできない素晴らしいことだったし、私の代わりに、そしてイラク人、イラクの子供たちのために、これからも続けて欲しいと願っています。

帰国までの間に何があったのかわかりません。
随分酷い仕打ちを受けたことと察します。
私はここに書くことしかできませんが、そっとブログに残しておきます。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

匿名は強面

かの有名な瀬戸智子さんから「実名か匿名か」の記事に対してトラックバックをいただいた。
これはネットの掲示板などではかなり根深い問題で、結論は出ないと思います。
でも、瀬戸さんや津村さんとは違う「匿名派」のスタンスを述べておくことが必要だと感じています。

僕にはアマチュア無線、パソコン通信の時代から、ハンドルを使うのが常識でした。でも、その無責任さには疑問を感じていました。
ネットで議論するようになり、コテハン・メアド付を「匿名」とは区別して考えています。

瀬戸さんが般若の面に喩えられる様に、僕のイメージは体格の良い強面だったそうです。
区議会の非公式掲示板で議論を続けていたときには、特にそう受け取られていたんだと後で反省しました。

その掲示板で、議員側から「実名投稿ではないものには反応のしようが無い」と陰で言われて、実名投稿もしましたが、反応はありませんでした。
同じく、「掲示板で匿名で騒いでいるだけではなく、実行に移す時が来たでしょう」と、これは僕が意見表明と共に実現に努めていることを知っている議員に書かれ、大変なショックを受けました。

津村さんのご意見を読んで、反論しようかとかずいぶん考えましたが、結局「匿名のまま何を言っても実名の方にはかなわない」ことに気づかされました。
これはひがんで言っているのではありません。誤解されないようにお願いします。
津村さんや瀬戸さんのご指摘に注意しながら、僕はコテハンで続けます。

「聞きかじりの知識であっても、素直な感性で発言し、人のご意見や批判に対しても素直に受け入れる」
このコテハンをつけたときの初心を忘れないように。
ネットの黎明期が終わったんだなあ、これからどのように成熟していくんだろう、そんな観を強く抱かせてくれました。

| | コメント (2) | トラックバック (1)

日の丸を蔑視してきたツケ

ここで言う日の丸は、日本のシンボルなら何でもいいです。
ただスポーツでは、世界で競技する時に使われますので「日の丸」とします。

イラクでの日本人拉致については、まず自衛隊の派遣について批難が上がりました。
次いで政府の対応、そして個人の自己責任に対する批難へと移って行きました。

高遠さんの子供たちへの人道支援、フリージャーナリストの真実の報道を誰が批難できるでしょう。
確かに3人の拉致について、「悪乗り」があったかもしれないとは感じています。
しかし今回の事件の大元は、「テロとの戦争」「テロ支援国家の殲滅」を掲げたアメリカに追従せざるを得なかった日本、では無かったでしょうか。

日本の軍隊は現地復興の適切な支援になる、日本の人道支援は有益である、日本のジャーナリストは現地の情勢を的確に伝えてくれる。
そんなシンボルが日の丸であったならば、このような事件は起こらなかったのではないでしょうか。

国連マークが爆破されたのは、国連決議によってアメリカの指揮下に置かれていたためにおきた事件だと知りました。
今、アナン事務総長の決意の元に国連職員がその信頼回復に努力しているそうです。

私は「菊のご紋」でも「旭日旗」でもない「日の丸」をそのようなシンボルに、自分たちの手で育ててもいいのではないかと、フト考えていました。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

皐月賞の予想、大募集

「スポーツ」に載せても意味はなかったですね。
「ギャンブル」のほうに再投稿します。

皆さんの予想をトラックバックしてください。
http://hytn.kir.jp/mt/mt-tb.cgi/13

ここのページにずらーっと一覧表示されるはずです。


| | コメント (0) | トラックバック (1)

Movable Type

いろいろと使えるもんですね。

最初はRDFファイルを作るだけで良し、と考えていましたら、pingを受付けることによってサイト同士の連携が直接取れるみたいです。
地域のイベント情報なんかが集積できれば、一大ポータルサイトになりますね。
それにはMTタグやスタイルシートの勉強をしなければなりませんけど。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

RE:匿名掲示板の終焉

IMPRESSIONSさんのブログに、上記の様な記事があった。

>書き込みの敷居が低い分だけ、その内容のレベルも低い。反応する気も起こらない。
>weblog の流行の一因としては、匿名掲示板の書き込み内容の荒廃に辟易した人たちが、こぞって weblog へ移動しているのではないかと想像。

僕はコテハンでサイトを持ち、政治関係の掲示板にも投稿し、併せて2ちゃんねるとヤフーの掲示板も利用しています。
自分のサイトは記事の部分が少なく、他人の掲示板には書きづらいことをこのブログで自分の意見として書いています。
以前は日記として始めた事がありますが、つまんないので止めました。(笑

普通の掲示板にしてもブログにしても考えがまとまらないときには投稿しづらいものがあります。
(酔っ払って書いちゃったことが有りますが、翌日は反省の二日酔いです)
そんなときは「匿名掲示板」を使います。
スレッドを選びますが、結構自分のスタンスを固めるために使っています。オチャラケも遣ります。

ブログの良い所は、連携が取れるところでしょう。新しい記事のチェックも簡単にできます。
コメントでは無責任なことを書けても、トラックバックでは自分の記事へのリンクですから、無責任はできません。
僕はこれらのツールを使い分けていくつもりです。

| | コメント (0) | トラックバック (1)

イラクの出来事に対するスタンスが定まらない

9.11の後、ネット上でいろんな人と意見を交わして、イラク開戦から自衛隊の派遣まで、自分のスタンスは固まっていたように思う。

すなわち、9.11はアメリカの傲慢な罠に掛かったテロリストの仕業であり、アフガンやイラクの惨状はアメリカが勝手に引っ掻き回しているのだと。
そして自衛隊は、開戦を支持せざるを得なかった日本が当然の人道支援・戦後処理として派遣せざるを得なかったと考えています。

「真に独立した日本」が果たせる役割は大きいと考えています。
独立国家に「軍事力」は必要であり、指揮系統・規律が確立されている日本の自衛隊は、このような人道支援には最適な集団でしょう。

しかし今回の人質解放のための方策を、ネット上でいろいろと語られているのを読んでも、なかなか自分のスタンスが固まらないんです。
現地で汗を流せる政治家・外交官が必要だと言うことだけは、そっとつぶやいてみたいと思う。

| | コメント (0) | トラックバック (1)

イラク、解放への立役者

笹山さんの掲示板に、「6264 見苦しい人質解放後の功名争い」と有ったので思わず反応してしまったが、今回の事件やファルージャでの停戦に、イラク・ムスリム・ウラマー協会という宗教指導者の働きがあるようです。
イラクにはこの他「部族長」という指導者たちもいるようですが、現地のことは現地に任せるのが一番ではないでしょうか。

幸いサマーワにおける日本は、故奥大使・井上参事官の奔走により地元の部族長との協調があり、それを佐藤隊長が引き継いでいると聞いています。
これらの協調を生かして復興支援・戦後処理ができるのは欧米より日本のほうが優れていると思います。
もっとも日本の「政治家だけ」に任せることは出来ないでしょうけど。

もっとこれら宗教指導者や部族長が前面に出るような戦後処理が必要だと強く感じた出来事でした。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

政治家のブログ

リンクにも付け加えましたが、「だいちゃんぜよ」というブログが有ります。
お読みになればすぐに誰なのかがわかります。

このようなかたちで構わないので、どんどん発信される方が増えることを願っています。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

田舎の選挙

以下の文章は私が聞いたある「田舎の選挙」です。
このような噂を聞いたことはありますが、実際のお話を聞かせていただいたのは初めてです。

今まではこのようにして選ばれた政治家が「日本の行くへ」を担ってきました。
これからは・・・、お読みになった皆様それぞれがご判断ください。

「田舎の選挙」

私は「過去の選挙戦」を批判するつもりはありません。
現に地元浅草で区議選挙に関わりましたが、現職区議と同じ町会から無所属で立候補して、選挙中に嫌がらせは少なかったようですが、落選するとその町会からはじかれてしまいました。
彼の「政策原稿」を読んで、アピールポイントを見出し、これらを熱く語っていけば面白い、彼ならできると考えて応援したんですが、それを熱く語ることもなく芸人を使った「連呼選挙」やパフォーマンス選挙に終わってしまい、結局地元以外では票が伸びることはありませんでした。
次次点で落選した更に若い候補者には、期待を寄せるところが有ります。

これからは有権者の建設的な意見を聞き、それをコーディネートした政策を熱く語り、更に冷静に批判を受け入れて更なる政策を熱く語り続ける政治家の出現こそが、有権者の政治離れを解消して投票率を上げ、日本の政治が変わると信じ、期待しています。
それには安価に政策を語ることができ、双方向性が活かせるインターネットを是非活用していただきたいものです。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

ブログしている地方議員、2

こちらにも発見。

毎日日記を書いておられる。リンクにも登録。

趣味が「男声合唱」!
うれしくなって更にトラックバックすることにしました。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2004年3月 | トップページ | 2004年5月 »